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「普通」のレールを歩めない!

自身の体験や経験などを淡々と綴る、あせんとのブログです。

パーソナリティ障害②

前回に引き続き、パーソナリティ障害についての話題を。

ゾイド(スキゾイド)パーソナリティというの聞いたことはあるでしょうか。もしかしたら、あまり聞き馴染みのないフレーズかもしれませんね。この種の方々は1人でいることを好み、あまり人と群れることを好みません。むしろ嫌うと言っていいかもしれません。というのも、この方達は1人でいる時間が自分にとって至福の時であり、それを邪魔されることを極端に嫌うからです。孤独、孤立を好み、常に1人でいようとします。加えて、対人接触、性的関心、ひいては社会的な接触にとても消極的で、それは無関心といっても差し障りないほどです。自閉的な生活を好み、自分の外側への関心は最小限に留めます。また、感情表現に乏しく、平板的で喜怒哀楽の変化を人に見せることはあまりありません。とはいえ、決して人嫌いというわけではないんです。共通の趣味を持った仲間同士だと楽しく会話を弾ませることができますし、人によってはそれなりに自己開示もします(多く人は自己完結的な傾向にありますが)。この障害のほとんどは社会生活において人に迷惑をかけるといったことはしないので、安全といえば安全なパーソナリティ障害に分類されるでしょう。この障害のほとんどが男性であると言われています。

どうして彼らは社会的接触を回避し、1人でいることを好むのか有力な見解の一つには、彼らの成育史において、保育者、あるいは特定個人との対人関係の不和が原因となっているのではないかと言われています。例えば、信頼していた個人にひどい形で裏切られた。気のおける関係だと思っていた相手からひどい仕打ちを受けた、など。その結果、自分が傷つかないための防衛方略、あるいは生存戦略として、1人でいることを受け入れてしまったんですね。受け入れてしまった、などという言い方をしてしまいましたが、彼らの多くは1人でいることに幸せを見出している訳ですから、それはもうその人の個性と考えるべきでしょう。もしかしたら、彼らのような関係形成が心地よいと感じる方も数多くいらっしゃるかもしれません。彼らは決してあなたに悪意を持って傷つけようなんてことは考えない優しいパーソナリティを持っている人たちなので、どうかこのパーソナリティ傾向を持つ人と出会ったら、適度な距離を保ちつつ、健康的な関係を楽しんでくださいね。

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