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「普通」のレールを歩めない!

自身の体験や経験などを淡々と綴る、あせんとのブログです。

パーソナリティ障害③

引き続き、パーソナリティ障害についての話題です。

今回取り上げるのは「自己愛性パーソナリティ障害」です。このパーソナリティ障害は特にアメリカで物議を醸しているパーソナリティ障害で、欧米化が進む日本でもこの場外が若い世代を中心に徐々に増えつつあると懸念視されているものです。

彼ら・彼女らの多くに、人情ある温かい人間関係の形成は望めません。彼らにとって他者は目的達成のための道具であり、”物”でしかありません。非常に冷酷で、良心に基づく言動はあまり見られません。彼ら・彼女らの心の中枢には肥大化した誇大的な自己があり、自らの優越性を誇示するための活動には精力的に取り組みます。時には、そうした活動は社会的認知度の高いものや、関心を引くものであったりします。しかし、この様な人たちは比較的承認欲求が高い傾向にあり、承認が得られない場合には”自己愛的憤り”と呼ばれる攻撃性を他者に向けます。自己主張が金科玉条とされるアメリカにこの障害が多いとされているのも無理からぬことかもしれません。

彼らは自分のことが大好きで、それを否定的に取られるやいなや、あらゆる手段をもってその攻撃性を他者にぶつけます。反社会性パーソナリティ障害と類似する部分がありますが、ソシオパシーの人たちは前頭前皮質の異常に基づく、社会的な善悪の判断をする規範意識の欠落、またドーパミンの過剰分泌による情緒障害を示す、器質的精神疾患とされているところに、明らかな相違点があります。

皆さんの周りにも、やたら自分大好きで自己主張の強い方っていませんか?それでいて自分の意見が通らなかったらキレるっていう。ホント迷惑な話ですが、障害とまではいかなくても、自分の周りにこういう人いるよねっていうくらいだったら皆さんにも思い当たる節があるのではないかと思います。

ともあれ、自己主張・自己表現が叫ばれる昨今の日本ですが、その背後にはこうしたパーソナリティ障害が隠れ潜んでいることを思うと、それもいかがなものかなと思わずにはいられない今日この頃でございます。そのエネルギーを他者へ向けるのではなく、何か社会貢献になるようなものに向けられるといいんですがねぇ。

 

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